26cmドール服の縫い代は「ほつれ止め液」を縫って処理するのがおすすめです。ほつれが止まると縫いやすくなったり、お洋服を長持ちさせることができます。
私が使っているほつれ止め液や塗り方などをご紹介します。
おすすめは「KAWAGICHI ほつれ止めピケ」
おすすめは、KAWAGICHI ほつれ止めピケ。こちらはほんの少しとろっとしていて塗りやすく、乾くのも早いです。しっかりほつれを止めてくれます。ほつれ止め液はたくさん塗りすぎると硬くなってしまう心配がありますが、このほつれ止めピケは硬くなりすぎることがなく、とても使いやすいと感じています。
塗り方

縫い代端に2~3mmほど塗って乾かしてから縫います。
三つ折りなど縫い代が隠れる部分以外は塗ることをおすすめします。
ほつれ止め液を塗るのが面倒な場合
ドール服で遊ぶのは一時的だしほつれても気にしないよという場合は、ほつれ止め液を塗るのを省略しもOKだと思います。
省略のレベルは
- 部分的に塗る
- 全部塗らない
があります。
部分的に塗る
三つ折りなど縫い代が隠れる部分やほつれにくいバイヤス部分は塗らないという方法があります。
乾くのも早いので、作りながらほつれが気になる部分に縫ってもOKです。乾かしている間はほかのパーツを縫って進めていれば、待ち時間はそこまで気になりません。
全部塗らない
子どもが小さい頃はほつれを気にしていなかったので、ほつれ止め液は塗らないで切りっぱなしでした。ほつれ止め液を塗るよりもミシンで縫っちゃえば早いので、心配なところだけステッチをかけたり、縫い代に「捨てミシン」を入れたりして作っていました。そのステッチ以上はほつれなくなります。
とりあえず作ってみたい、ほつれても気にしないという場合は、ほつれ止め液は省略してもいいと思います。でも、早く作ることはできますが、生地によってはほつれてきて長持ちしません。遊び方が激しいと洋服がダメになる場合があります。
難易度が高いアイテムは全部塗るのがおすすめ
難易度が4以上の難しいアイテムは、縫い代が隠れる部分も含めて全部塗ることをおすすめします。
難しいアイテムは制作に時間がかかり、どうしてもほつれてきて作業がしづらくなります。ほつれ止め液を塗っておくと縫いやすくなって仕上がりもきれいになるので、難易度4以上のアイテムは縫い代が隠れる部分も含めて全部塗ることをおすすめします。
最後に
最近の私は、簡単なアイテムは縫い代が隠れる部分以外はほつれ止め液を塗っています。難しくて時間がかかるアイテムは、縫い代が隠れる部分も含めて全部塗ってから作っています。
ドール服を誰がどのくらいの期間使用するかや難易度、仕様(縫い方)に合わせて、ほつれ止め液をきちんと塗ったり省略したりして作っていただければと思います♪
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