メルちゃんやソランちゃんの洋服をたくさん作りたい!
完成度を上げたい!
と思っている方に参考になる、ドール服向けの材料や便利な道具をご紹介します。
ドール服に適している材料や道具を使えば完成度が上がり、小さくて難しいお洋服でもスイスイ作ることができますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
材料
ソフトで薄いマジックテープ

クラフトハートトーカイやシュゲールで販売している「ソフトシート」は、普通のマジックテープより薄くて柔らかいので、ドール服がスッキリ仕上がります。

こんなに薄い!しかも、何度もつけたりはがしたりしても、しっかりと接着してくれるので気に入っています。
最初の頃は普通のマジックテープを使っていましたが、より完成度を上げるため、今はこの柔らかくて薄いタイプのマジックテープを使っています。
こちらのソフトシートは、高温のアイロンを当てると溶ける場合があるので、縫い付けたらアイロンは当てないようにしましょう。
ほつれ止めピケ

子どもが遊ぶドール服の布端処理には、ほつれ止め液がおすすめです。
縫い代端に2~3mmほど塗って乾かすだけで簡単に布端を処理することができます。薄く塗れば端が硬くなることもないし乾くのも早いです。時間が経ってもほつれてこないので洋服が長持ちします。
うちの子はドール服の扱いが激しかったので、ロック始末のドール服は遊んでいるうちにマジックテープのオス面にロック糸が引っかかってしまうことがありました。ほつれ止め液で処理したものは縫い代が引っかかることはありません。
マジックテープをよく使うドール服の縫い代処理は、手軽に処理できて長持ちするほつれ止め液の方が個人的には好きです。
ゴム
袖口などにギャザーを寄せるときは、3~4mm幅、スカートやパンツのウエストには、5~6mm幅のソフトなゴムを使っています。
子どもが遊ぶ洋服なので「強力」よりも「ソフト」なゴムの方が着せやすいです。
ゴムによって伸び率が異なるので、なるべく伸び率の高いゴム(伸び率300~350%)がおすすめです。
糸

綿素材などの普通地には、ポリエステル糸の「シャッペスパン60番」や「キングスパン60番」を使っています。糸調子を取りやすい糸です。

ニット地には、糸自体に少し伸縮性がある「レジロン50番」を使っています。糸調子はゆるめに調整して、押さえ圧も弱く設定して縫います。フジックスのレジロンは糸調子を取りやすいです。

糸の色選びには「糸見本帳」があるととっても便利です。
ネットで糸を買う時に糸見本帳があると色を決めやすいし、お店に買いに行くときも、色番をメモして行けば買いやすくなります。
そのほか、ネットで生地を買う時に、生地の色と近い糸の色番を記載してくれているショップがあります。生地の色味を糸の色番でも確認できると「画面の色と実際の色が違った」ということが少なくなります。
色をきちんと選びたい方にはおすすめです。
ボタン

ミニボタン

ミニボタンはつけるのが大変ですが、ついているとリアルさが増してかわいくなります。小さい子どもが遊ぶ洋服につけるときは、取れないようにしっかりとつけましょう。
スナップボタン(縫い付けタイプ)

金属スナップは、子どもでもはめやすいです。
プラスチックスナップボタン(縫い付けタイプ)

薄くて軽くて小さいサイズもあるのでドール服に使えます。
金属スナップより少しはめにくいので、小さい子にはつけるのが難しいですが、ボタンを目立たせたくない時にはこちらの透明タイプがおすすめです。
プラスチックスナップ(打つタイプ)

打ち具が必要ですが、子どもでもつけやすいボタンです。手縫いで縫いつけるタイプよりとても簡単につけられるので、ボタンつけが苦手な方にもおすすめです。
メルちゃんなど26cmサイズのドール服には、9~10mmサイズが合います。

いろいろな色を試せる13mmセットです。26cmドールには大きいサイズですが、入園入学グッズを作る時に活躍しました。
ドール服や入園入学グッズなどいろいろ作りたい方は、セットがおすすめです。
道具
編み物用とじ針

編み物用とじ針は、細くて先が丸くなっているので、ドール服のゴム通しとして使いやすいです。
こちらは100均でも売ってるので手軽にゲットできます。
ループ返し(ループターナー)

細いところのゴム通しに使えます。ニット用とじ針より早くゴムを通すことができます。
手芸用かんし

表と裏を返す時や、小さいパーツを返す時に便利です。
メルちゃんやソランちゃんサイズのドール服で簡単なアイテムはかんしがなくても作れますが、あるとものすごく便利です。
ポケットメルちゃんサイズの洋服作りには、かんしが活躍します。
目打ち

角を出すときやミシンで布を送る時、押さえたり糸をほどくときなどたくさん使います。細かい作業には必須アイテムです。
はさみ

ドール服には、20cmの裁ちばさみを使っています。小ぶりなので手になじみやすく、切れ味も良くて使いやすいです。

切込みを入れたりする細かいカットワークには、こちらの小さいはさみを使っています。切れ味がとても良いです。
ドール服作りの細かい作業には、このカットワークばさみがあると便利です。

ドール服以外は、26cmの裁ちばさみ(木屋 團十郎)も使っています。

印つけ用のペン

布用のチャコペンは、水で消えるのでよく使っています。
布用ではないですが、フリクションもたまに使います。消えたと思っても時間が経つと色が出てくることがあるらしいので、フリクションを使う時は表に出ないところだけに使っています。
基本は、布用のチャコペンを使っています。
仮止め用のり

仮止めに便利なスティックのりです。マチ針やクリップなどが使えないところを仮止めするときに使っています。
竹尺

ミシンやアイロンの近くに置いて使っています。竹尺はアイロンの近くでも使えるところがいいです。
ボビンキャッチャー・ミスターボビン

いろいろなアイテムに挑戦するようになると、糸の種類が増えてきますよね。そして同時に増えていくのがボビン!糸が絡まったりして何かと保管が大変になってきます。そんな時には、ミシンとボビンをセットできるボビンキャッチャーやミスターボビンが便利です。
以前はボビン収納ボックスに入れていましたが、数が増えすぎて探すのが大変になってきました。探せなくて新しく巻いたら、前に巻いたボビンがでてきた(汗)なんてことが増えてきたので、今はこちらのミスターボビンを使っています。ミシン糸とボビンをセットしていれば、ボビンを探す手間が省けて、色の間違いも減りました。糸の端を溝にはさんでおくと、糸のほつれを防げるところも気に入っています。
ミスターボビンは、家庭用のミシン糸に合うサイズなので、キングスパンなど太巻きのミシン糸には使えません。
ミシン
ブラザーの職業用ミシンを使っています。直線縫い用ミシンでパワーがあり、デニムでも薄い素材でも縫うことができます。
職業用ミシンは、直線縫いが安定して縫え縫えます。本格的に縫いたい方には、職業用ミシンがおすすめです。
最後に
ハンドメイドを趣味で楽しみたくても、
「頑張って作ったのに、想像していた通りにうまく作れなかった…やる気喪失!」
となってしまっては悲しいので、ブログを見てくれている方にもかわいい洋服を楽しく作ってもらいたく、私が使っている材料や便利な道具をご紹介しました。
ここで紹介しているもの以外は、「楽天room」でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください♪
使ってよかったものを見つけた時には、追加していきたいと思います。
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