メルちゃんやソランちゃんサイズの「タイツ」の作り方をご紹介します。
簡単に作れてコーディネートの幅も広がるので、一家に一枚はほしいアイテムです。
無料型紙を公開していますので、ぜひ作ってみてください♪
メルちゃん・ソランちゃんのタイツを手作り

メルちゃん・ソランちゃんサイズのタイツを作りました。

フィットしているので、メルちゃんの足のムチムチが際立ちます^^
ソランちゃんはメルちゃんより細身なので、お尻周りは若干ゆとりがあるシルエットですがタイツとして履けます。

後ろは、座ったときになるべくお尻が見えないように型紙を作りました。型紙は前後同型ではなく、前側・後側がある形になっているます。今回はつけていませんが、前側にリボンなどつけたらわかりやすいと思います。

足の裏側はTの字みたいな縫い目にしました。
ハンドメイドに使った材料
- 表地(スムース、スパンテレコ、フライスなど)
- 5mm幅のソフトゴム
<ニット生地>
タイツは体にフィットするシルエットなので、伸縮するニット生地で作ります。スムースやスパンテレコ、フライスなど伸びる生地がおすすめです。
<ゴム>
5mm幅くらいでソフトなゴムがおすすめです。
道具
- ミシン
- ニット用ミシン糸レジロン
- ニット用ミシン針
- 裁ちばさみ
- 糸切りばさみ
- アイロンとアイロン台
- 定規
<レジロン>
ニット素材など伸縮性のある生地を縫う時に使う糸です。上糸も下糸もレジロンを使います。糸調子は、少しゆるめに調節するのがおすすめです。
レジロン糸は伸縮性のある糸なので、生地と一緒に糸も伸び縮みしてくれます。
伸縮性のない普通糸でニット素材を縫うと、着せる時など生地が伸びて負荷がかかると糸が生地の伸びについていけずにブチっと切れてしまうことがあるので、ニット用の糸で縫います。
普通糸でもニット生地は縫えますが、子どもが着せ替えをする時は無理に引っ張って着せることがあるので、ニット用の伸縮する糸を使った方が糸切れを防げます。
<ニット用ミシン針>
ニット生地専用のミシン針は、針先が丸くなっているため生地を傷つけずに縫うことができます。目飛びしにくく縫い目が安定してきれいに縫えます。
<ミシン>
ロックミシンではなく、直線縫い専用の職業用ミシン(ブラザーヌーベル)で縫いました。
このミシンは「押さえ圧」を調節できるので、押さえ圧を弱くして縫いました。
直線縫いだけで作る作り方をご紹介します。
難易度
タイツの作り方

裁断

2枚裁断します。
型紙は、前後同型ではなく、前と後ろがある形です。
股ぐりが短いほうが前、長いほうが後ろになります。
ニット生地はほつれにくいので、ほつれ止め液は塗っていません。
縫い方
糸調子はゆるめに調節します。
それでは縫っていきましょう♪
①前股ぐりを縫って縫い代をアイロンで割る

②ウエストを折る

③ウエストを縫う
ほんの少し伸ばしぎみに縫います。
型紙を重ねてみると、ウエストが伸びていることがわかります。

合計2cmくらい伸ばした感じに縫います。
伸ばさないで普通に縫っても履けますが、伸ばしぎみに縫うことで糸調子がゆるく仕上がります。糸がつっぱらずウエストが伸縮しやすくなり、子どもでも履かせやすくなります。※レジロンよりもっと伸びるウーリー糸をお持ちでしたら、そちらを使っても履かせやすくなります。
④ゴムを通す
5mm幅のゴムを18cmくらい用意します

⑤後ろ股ぐりを縫う

⑥後ろ股ぐりの縫い代をアイロンで割る

ゴムの部分が厚みでゴロゴロするので、縫い代を割った状態でミシンでステッチをかけると、縫い代の落ち着きがよくなります。(省略OK)

⑦股下を続けて縫う

⑧股下縫い代を割る

縫い目をずらしてアイロンの先を当てると割りやすいです。
⑨足の底の部分を縫う

だいたい二等分のところに股下がくるように合わせて縫います。
⑩つま先が三角になるように折る
足の底の縫い代は、脇側へ倒した状態でつま先を縫います。

⑪つま先を縫う
足の底の縫い代は、脇側へ倒した状態でつま先を縫います。

⑫表に返して完成!

無料型紙ダウンロード

無料型紙を使って、ぜひ作ってみてください♪
ニット生地用の型紙です。伸びない生地(布帛)には使えません。
縫い代は
- ウエスト―1.2cm
- その他―5mm
つけています。
注意事項
無料型紙の利用にあたっては、利用規約をご一読ください。
拡大縮小なしのA4サイズでプリントアウトして、「5cm」のところに定規をあてて100%等倍で印刷できているか確認してください。
型紙は個人で楽しむ範囲で参考程度によかったらお使いください。
このタイツの型紙は、使った材料で紹介しているスムースニット程度の伸び具合の生地が適しています。
スムースより伸びる生地で作ると、股上が深いなと感じたり股下(足の長さ)が長いなと感じたり。あまり伸びない生地で作ると、座った時にお尻が見えやすかったり、履かせにくかったり。
生地の伸び具合の違いで履かせやすさやフィット感がかなり変わってきます。
- 股上がちょっと深いかな?
- 股下(足の長さ)が長いかな?
または、その逆に感じたら、生地の伸び具合に合わせて型紙を調整してください。
最後に
タイツを作った一番の目的は…
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メルちゃんの鬼コスプレがしたかったから^^
鬼コスプレには、タイツが必要だ!!ということで、頑張って作りました。

タイツがあると秋冬コーデが楽しめるのでコーディネートの幅が広がりますね。もっと早く作ればよかったと思いました。
ぴったりサイズなので小さい子が履かせるのは難しいかもしれませんが、鬼コスプレの他にもワンピースやスカートと合わせるとかわいいです!
ぜひ作ってみてください♪
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